ソース：三言科技
三言科技によると、今日、大衆報業集団傘下のアカウント「山东政事」が作家・魏新の「山东黑子（山东叩き）」への反論記事を転載しました。転載とはいえ、その姿勢を表明しています。
これまでも山东が叩かれる定番の話題に加え、最近DeepSeekが話題になると、ネット上では「山东産deepdrink」や「鱼头科技（魚の頭テクノロジー）の研究課題は魚の頭を誰に向けるか」といったネタが出回りました。
魏新は記事の中で、ネットで批判されている山东人が公務員試験好きであること、山东の酒席文化、魚の頭を誰に向けるかのルール、六小龍（有名企業グループ）がないこと、DeepSeekが出ていないことなどの話題にそれぞれ反論しています。
公務員試験好きへの反論
山东人が公務員試験好きだと言われますが、実際には2024年の国家公務員試験の受験者数が20万人を超えたのは広東省と北京市だけで、山东省は4位で、河南省よりも少し少ないのです。
それでも、公務員試験と言えば山东人が一番多いと思われがちですが、それは山东人が優秀で、よく学び、よく働くからでしょう。木は森にあれば風に吹かれるように、叩いても壊せないから、叩きまくるのです。
そもそも、公務員試験は職業選択の一つに過ぎず、非難されるものではありません。イーロン・マスクだってアメリカ連邦政府の効率化担当大臣になったのですから。彼がもし山东人だったら、「官僚主義」だと叩かれていたでしょうね。
酒席文化への反論
山东の酒席も、山东叩きの重要なネタになっています。よそ者が山东に来ると、主陪（メインホスト）、副陪（サブホスト）、主宾（メインゲスト）、副宾（サブゲスト）といった役割に戸惑うかもしれませんが、慣れてくると、席順は完全に客への気遣いだとわかります。できるだけ誰もが場を盛り上げ、気まずくならないように、皆が秩序正しく交流し、共通の話題や個別の会話の時間も設けられ、混乱することなく、食事を終えても誰が誰だかわからない、なんてことにはなりません。
お酒も同様で、昔の山东人は客にたくさん飲ませようとしましたが、それはお酒が油よりも高価で、まず客に十分飲ませる必要があったからです。今は酒に困ることがないので、無理やり飲ませることはほとんどありません。あまり親しくない客、特に初めて会う客には、物足りなく思われるのではないかと心配して、何度かお酌をするかもしれませんが、客が飲まないと主張したり、体調が悪いと表明したりすれば、それまでです。「セファロスポリン系抗生物質を飲んだ」と言えば、山东のすべての酒席で一滴も飲まずに済むでしょう。しかし、「運転してきた」と言うのはダメです。山东人は代わりに運転代行を呼んでくれますから。
もちろん、飲酒は健康に良いとは言えませんが、飲むか飲まないか、たくさん飲むか少し飲むかは、誰でも自由です。山东の酒席では、誰もがその自由を持っていますし、参加しない自由もあります。もちろん、飲んだ後に文句を言う自由もあります。文句を言う方が吐くよりマシです。山东人は誰にも吐いてほしくないのです。文句を言ってください。
魚の頭を誰に向けるかのルールへの反論
魚の頭を誰に向けるかのルールですが、私が子供の頃に一時的に流行した記憶があります。済南に来て30年近くになりますが、そんなことに遭遇したことはありません。遡ってみると、かつての貧困が原因で、客を少しでも飲ませて、楽しませようとしただけのことです。一部の地域で魚を裏返さないルールがあるのと同じです。裏返すのは縁起が悪いからだと言われますが、根本的な原因は、当時は生活水準が低く、魚を食べるのが難しかったからです。客もそれを知っているので、半分だけ食べて、残りを主人の妻や子供のために残しておくのが暗黙の了解でした。魚は裏返さない、という考え方が徐々に広まっていったのです。
六小龍がないことへの反論
山东には確かに「六小龍」はありませんが、それはここの伝統的な産業に関係しています。しかし、山东は全国で唯一、41のすべての産業大分類を持つ省であり、化学工業と設備製造業の産出額はどちらも1兆元を超えています。民営企業も急成長しており、2024年の中国民営企業500強では、ランクインした企業数は山东省が広東省と並んで全国トップ3に入っています。産業の高度化では、デジタル経済の規模が49%を超えています。昨年の山东省科学技術十大革新成果には、「東方航天港」号海上ロケット発射船、「問海」海洋環境予報ビッグモデル、「山河号」インテリジェントシールドマシンなどがあり、どれも驚くべきものです。山东に旅行に来れば、「一山一水一聖人」を見るだけでなく、海辺でロケット発射を見ることができます。これはかつての山东人には想像もできなかったことです。
DeepSeekが出ていないことへの反論
山东からDeepSeekは出ていませんが、山东人はDeepSeekを学ぶことができます。山东人がDeepSeekを学び始めれば、より良くWork（働く）できるでしょう。他人がどうLook（見る）かは気にしません。
もちろん、山东叩きの人々にとって、何を言っても無駄かもしれません。一葉落ちて天下の秋を知らず。彼らの目の前の葉は、黄金でできているからです。
