【三国志IF】張飛 vs 馬超 葭萌関の激闘!趙雲だったら勝てた?衝撃の結末を大予測!

三国志演義屈指の名勝負、葭萌関における張飛と馬超の激突!昼から夕方まで200回合以上、馬を乗り換えて夜戦も繰り広げられたこの戦い、実は張飛がやや劣勢だったという見方も。もし、この戦いが趙雲だったら、馬超は優位に立てたのでしょうか?徹底分析します!

そもそも、馬超が攻めてきた際、諸葛亮は張飛の他に趙雲も候補に挙げていました。「張飛、趙雲の二将でなければ敵わない」という孔明の言葉。もし趙雲が出陣していたら…?

演義における馬超と趙雲の武力を比較してみましょう。ここでは「一呂二趙三典韋」や「一呂二馬三典韋」といった序列は一旦置いておき、具体的な武将を基準に考えます。まず、張郃。趙雲は穰山の戦いで30回合余りで張郃を退却させましたが、馬超は潼関の戦いで20回合で張郃を打ち破っています。張郃が慎重な性格で、危機的状況でないと本領を発揮しないことを考慮しても、10回合以上の差は大きいでしょう。

張郃以外にも、于禁と李典という2人の武将が比較対象として挙げられます。李典は趙雲と10回合以上戦い、「敵わない」と判断して退却。少なくとも数回合は持ちこたえられる実力があったと推測できます。一方、馬超は潼関の戦いで于禁を8、9回合で打ち破っています。ここでも10回合以上の差が見られます。

慎重な張郃とは異なり、于禁と李典はそれぞれの実力を発揮した結果、馬超と趙雲に敗れたと考えられます。李典は于禁よりも武力が高いものの、その差は大きくないと推測されるため、この2人を基準に考えると、馬超の方が趙雲よりもわずかに武力が高いと言えるでしょう。

葭萌関で張飛と馬超が200回合以上戦い、張飛がやや劣勢だったことを考えると、趙雲と馬超が戦った場合、少なくとも300回合以上は勝負がつかないでしょう。馬超と張飛は爆発力があり、性格も衝動的で激しいため、最初から全力でぶつかり合い、体力を消耗しやすいです。これ以上戦い続けると、両者とも疲弊してしまうでしょう。

張飛と比較して、趙雲は冷静沈着で衝動的な性格ではありません。爆発力は張飛に劣るかもしれませんが、長坂の戦いを見る限り、趙雲の持久力とスタミナは張飛を上回っています。そのため、数十回合多く戦うことができるでしょう。

しかし、馬超も持久力とスタミナが非常に高い武将です。渭水の戦いで許褚と200回合以上戦った後、許褚は「腕に二本の矢」を受け、明らかに疲労困憊していましたが、馬超は平然としており、翌日も曹操の陣前に現れて挑発しました。許褚はその後、二度と姿を現しませんでした。

葭萌関の戦いも同様で、「翌日、関の下で太鼓の音が鳴り響き、馬超の軍勢が到着」とあるように、馬超は早朝から戦いを挑んでいます。張飛は体力を温存し、昼になってから出陣しました。このことから、馬超の持久力とスタミナも非常に優れていることがわかります。趙雲は持久力で優位に立てないため、300回合を超えると馬超が徐々に優位に立つでしょう。