古代中国、皇帝は絶対的な権力者。しかし、その権力は時に、禁断の愛を生み出すことも…。今回は、皇帝が臣下の妻を奪い、賢妻を死に追いやったとされる、驚愕のエピソードをご紹介します!
その皇帝とは、清朝の乾隆帝。彼は多くの妃を持つ一方で、富察皇后を深く愛していました。しかし、彼は美貌にも目がなく、ある日、とんでもない行動に出てしまいます。それは、皇后の弟である富察傅恒の妻を、強引に自分のものにしてしまったのです!
傅恒の妻、瓜尔佳氏は、当時「大清一の美女」と謳われるほどの美しさ。ある宴で彼女を見た乾隆帝は、その美しさに心を奪われます。傅恒が戦に出ている間、皇后に瓜尔佳氏を宮中に招かせ、ついには彼女を強奪してしまったのです。
愛する妻を奪われた傅恒。瓜尔佳氏もまた、皇帝の命令に逆らうことはできませんでした。この一件で皇后は、弟夫婦への罪悪感から心を痛め、病に倒れてしまいます。そして、瓜尔佳氏はその後、誰もが知る人物を生むことになるのです。その人物とは…なんと、あの福尔康のモデルとなった人物だったのです!