一、証券監督管理委員会は今回マジなのか?
最高人民検察院と証券監督管理委員会が共同で「証券犯罪を厳しく取り締まり、資本市場の健全な発展を促進する」発表会を開催。今回の発言は少し異なり、A株市場の中小投資家の割合が96%にも達していることに言及。個人投資家の割合が高い問題を認識していることを示唆。
また、違法行為に対する取り締まりを継続的に強化し、投資家保護の観点からより多く取り組むことを強調。これまで「投資家の保護」という言葉は使われてきたが、「保護」と「維持」は全くの別物。今後はA株市場における違法行為の規制がますます厳しくなり、株式市場の問題が徐々に注目を集めるようになるだろう。
二、当局が「投機」に警告!株式市場を冷やす?来週はテクノロジー株が冷え込む?
正直なところ、このニュースを見て、市場への警告のように感じた。最近、テーマ株の投機が過熱気味で、特にテクノロジー株は広範囲に上昇し、すぐに20%急騰するような状況。
このようなタイミングでこの発言が出たということは、テーマ株の投機、あるいは市場のテクノロジー概念への支持を冷ます意図があるのだろうか?区別して考える必要があると思う。たとえ短期的な変動があったとしても、テクノロジーの大きな波の流れは変わらないだろう。
三、週足で3週連続陽線は非常に稀!しかし、来週は非常に重要。陽線を維持できるかどうかで、今回のメインの上昇トレンドが順調に開始できるかが決まる。
出来高は非常に健全で2兆元を超えた。この位置で出来高が増加し続ければ、突破して上昇する可能性が高い。そうでなければ、騙しの売りが発生するかもしれない。明日、明後日の動きを注視し、状況が不明確な場合は一旦撤退することを推奨。
相場は異常なほど活況を呈しており、相場の本質は買い意欲が旺盛なのだが、きっかけが足りないだけ。好材料が出て刺激すれば、一気に相場全体が爆発するだろう。買い意欲は積極的に参入しており、朝の出来高から見ると、朝だけで出来高が27%増え、4700億元の増加が見込まれる。
四、相場は出来高を伴って上昇、テクノロジー株をメインに据える。
焦点を当てるべきは、科学技術イノベーションボード(科創板)であり、科創50指数は他を圧倒し、昨年10月8日の高値をいち早く突破。科創板の特徴は、参入障壁が比較的高いこと。他の市場に比べて「内部消耗」が少ない。これが、大口資金が科創板を好む重要な理由の一つ。
出来高を見ると、先週金曜日の取引高は2兆1926億元で、先週木曜日より4360億元増加。取引高が2兆元の大台を突破し、出来高の拡大は大口資金がポートフォリオを調整していることを示唆。出来高は増加したが、赤字の銘柄数と実際のストップ高の銘柄数は、過去の同様の状況と比較して、それほど多くはない!この点は心に留めておく必要がある。
投資にはリスクが伴います。市場への参入は慎重に。時間の友達となり、価値投資がもたらす収穫を楽しみましょう。最近の株式市場について、何かご意見があれば、ぜひコメント欄で議論してください。