衝撃!台湾ルーツはココにあった!知られざる「閩台文化の聖地」へGO!

#穴場観光スポット発見#

台湾文化のルーツ、それは「閩台文化(びんだいぶんか)」!福建省と台湾省を中心に栄え、独特の閩南方言と海洋文化が織りなす、奥深~い文化なんです。

潮汕文化も、この閩台文化から派生した亜文化の一つと言われています。

閩台文化は、儒教の精神を色濃く残しつつ、黄河流域から南下した人々が、独自の海洋文化を築き上げたもの。

じゃあ、その「閩台文化の祖地」は一体どこにあるんでしょう?

それは…河南省信陽市に位置する固始県!

大別山を背に、淮河を臨むこの地は、人口約100万人の静かな場所。しかし、海外の華僑からは「唐人の故郷」「閩台祖地」として崇められ、「グローバル華人が憧れるルーツ探訪の聖地」の一つなんです!

その理由は、二人の英雄の存在にあります。それは…陳元光と王審知!

陳元光は、固始県出身の武将。669年、父と共に兵を率いて福建省へ。わずか13歳にして戦に身を投じたんです!その後、陳元光の親族も加わり、87の姓を持つ約9000人が福建省へ移住。

677年、父が病で亡くなると、21歳にして後を継ぎ、荒れた土地を開墾。学校を建て、中原の先進的な農耕文化を広めました。

陳元光は、漳州の初代長官となり、清の時代には「開漳聖王」として祀られ、閩台地区で広く信仰されるようになったんです!

そしてもう一人の英雄、王審知!彼もまた、固始県出身。「八閩人祖」とも呼ばれ、五代十国時代の閩を建国した人物なんです!

兄の跡を継ぎ、王位に就いた王審知は、優秀な人材を登用し、税を軽減。民を豊かにし、中央王朝との関係も良好に保ちました。

さらに、海上貿易を積極的に展開し、福建省に多大な貢献をしたんです!

その功績を称え、アモイや福州には王審知を祀る廟が建てられ、現在も閩、香港、マカオ、台湾、そして東南アジア各地で、多くの人々が王審知を崇敬しています。

‌後世の研究者たちは、陳元光と王審知の物語を、漢民族の移民たちが「集団的記憶」として語り継ぎ、中原への強い思いを込めた結果だと考えています。