清朝末期の権力者、西太后。贅沢三昧な生活を送っていた彼女の食へのこだわりは尋常ではありませんでした。常に100品以上の料理が並び、気に入ったものしか口にせず、残りは下賜されるのが常でした。
特にアヒル料理を好み、舌や皮を好んで食べていたと言われています。そんな西太后が、ある日、とある料理に夢中になりました。毎日食べたいとせがむほど気に入ったのです。
ある日、西太后はその料理の材料を知りたくなり、料理人を呼びつけました。しかし、その答えに激怒し、なんと料理人たちを処刑してしまったのです！一体何が彼女をそこまで怒らせたのでしょうか？
その料理の材料は、なんとロバのペニスだったのです！それを知った西太后は、自分がそんなものを食べていたことに激しい屈辱を感じ、怒りのあまり料理人100人以上を処刑してしまったのです。まさに「伴君如伴虎（君主のそばに仕えるのは虎のそばにいるようなもの）」ですね！
お気に入りの料理を失っても、西太后の食卓が寂しくなることはありませんでした。相変わらず豪華な食事が並び、食べきれない料理は下賜されました。中には、西太后の食べ残しを高額で購入し、その味を確かめようとする者もいたそうです。
