成都の学校でロボットが授業を行うという噂がネットで拡散され、話題になっています。「人工知能+教育」で、先生はもういらない？真相を調査しました！
問題の動画は、綿陽市で公開された「ロボットが開校式で授業」という映像の一部だったようです。
動画では、ロボットは開校式のイベントに参加しただけで、通常の授業を行うものではありませんでした。
噂の発端は、成都市教育局が発表した「小中学校における『人工知能+教育』パイロット校の選定に関する通知」。2月20日には、35校がパイロット校として選ばれました。
成都市教育局によると、パイロット校では、人工知能と教育の融合を目指し、「知能による教育支援、学習支援、育成支援、評価支援、研究支援」を実践。先生の負担を減らし、生徒の個性を伸ばすことを目的としています。
選ばれた学校は、先生の準備、授業の管理、宿題の管理、質問への回答、試験問題の作成、教育評価、教育分析など、幅広い分野で人工知能を活用する予定です。
しかし、ロボットによる授業は含まれていません。
成都市教育局の担当者は、「ロボットが授業を行う」という噂を否定。「人工知能+教育」は、あくまで先生をサポートし、生徒の学習を助けるためのものであり、「ロボットが先生の代わりになる」という意味ではありません。
情報源：
四川インターネット通報・デマ撲滅プラットフォーム、
封面新聞（記者 戴竺芯 杨旭斌）
